Monday, March 19, 2012

技能実習生受入の流れ



技能実習生の受入れについて、ご相談~技能実習生帰国までの流れを説明いたします。
技能実習生の受入れをご検討される企業へ、受入れに関する諸事項について、詳しくご説明させていただきます。

現地送出し機関にて選抜された候補者の中から、書類選考・学科試験・実技試験・面接等を行い、技能実習生を決定します。

現地送出し機関にて3ヶ月以上、日本語の学習を中心に日本の文化、習慣、マナーなど、日本で生活する上で必要とされる基礎知識について学びます。

入国後は日本語学校等で約1ヶ月間、日本語の学習を中心に日本の文化、習慣について学びます。この期間は講習期間となり、技能実習生が受入れ企業でスムーズに技能実習ができるようになることを目的としています。講習の内容には、専門の日本語教師による実践的な日本語教育、地元警察署、消防署による安全指導をはじめ、技能実習生を取り巻く労働法関連の講義、掃除の仕方やゴミの分別方法など基本的な生活部分まで含まれるため、この講習が終わる頃には、技能実習生は日本の生活にだいぶ馴染むことができます。

受入れ企業にて技能実習計画に従い、約11ヵ月間の技能実習を実施します。この期間に技能実習生は技能実習指導員の指導のもと、知識と技能を身につけます。

技能実習2号の資格を取得するためには、職業能力開発協会が行う技能検定またはJITCO認定の試験に合格することが必要です。この検定に合格することと、1年目の成果を確認した上で、一定水準の技能等を修得しているとの認定を受けることにより技能実習2号の在留資格に移行することができます。技能実習2号に移行した技能実習生は、その後最長2年間技能実習を行い、さらにその技能を高めることとなります。

技能実習生の実習風景です。技能検定等に合格し一定水準の技能等を修得したと認定された技能実習生は、在留資格「技能実習1号」から「技能実習2号」となり、修得した技能に習熟することを目標により高度な技能を身につけていきます。

入国から3年後、技能実習期間満了を迎え、技能実習生は母国へ帰国となります。今後は母国にて、日本で修得・習熟した技能を生かし、母国産業、経済の発展を担うこととなります。








http://ticc.or.jp/tic_training4.html 

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