送出し国政府とJITCOとの定期協議
送出し国政府窓口とJITCOの協定
送出し国政府窓口とJITCOは、本制度が健全に発展するために相互に協力することを文書で確認しています。その文書は討議議事録(R/D:Record of Discussions)と呼ばれ、技能実習制度発足に伴いR/Dを補完するために取り交わした文書は補足R/Dと呼ばれています。これまでにR/Dを取り交わしている送出し国政府窓口は下記表のとおりです。
送出し国政府窓口による認定と指導
送出し国政府窓口は、研修生・技能実習生の送出しを指導監督する立場から、研修生送出し事業を行う機関の適格性をチェックすることになっています。同政府機関が適格であると認めた機関については、JITCOに連絡することとなっています。JITCOはこれらの機関を「認定送出し機関」と呼称し、機関名をホームページで公表しています。(認定送出し機関についてはこちら)。
【送出し国政府口とJITCOの基本的枠組み】送出し国政府窓口とJITCOとの定期協議
JITCOは、送出し国政府窓口とのR/Dに基づき、送出し国側と日本側双方の情報交換を行うとともに、本制度の実施・運営に係わる懸案事項や課題に係る意見交換を行い、相互に協力して解決を図るため、定期的に協議を実施しています。下記表の各国名をクリックするとこれまでの定期協議議事録がご覧いただけます。
送出し国政府窓口一覧
国名 | 機関名 | R/D調印日 | 改訂R/D 調印日 |
---|---|---|---|
中国 | 国家外国専家局(専家局) | 91.12.26 | 10.4.26 |
中日研修生協力機構(中日) | 92.6.29 | 10.3.31 | |
インドネシア | 労働移住省(MOM&T) 訓練・生産性開発総局 | 92.3.9 | 10.3.8 |
ベトナム | 労働・傷病兵・社会省 海外労働局(DOLAB) | 92.9.25 | 10.3.4 |
フィリピン | 労働雇用省 海外雇用庁(POEA) 労働雇用省 海外労働福祉庁(OWWA) | 92.10.15 | 11.6.2 |
タイ | 労働省 雇用局(DOE) | 94.3.31 | 10.3.16 |
ペルー | 労働・雇用促進省 (MTPE) | 94.7.25 | 10.4.21 |
ラオス | 労働社会福祉省(MLSW) | 95.2.6 | 10.7.19 |
スリランカ | 外務省海外雇用庁(SLBFE) | 95.9.28 | 10.5.6 |
インド | 労働雇用省(MOLE) 雇用訓練局 | 96.9.18 | 協議中 |
ミャンマー | 労働省 労働局(DOL) | 98.9.8 | 協議中 |
モンゴル | 社会福祉・労働省(MSWL) 労働政策調整局 | 98.9.29 | 10.7.1 |
ウズベキスタン | 労働・人口社会保障省(MLSP) 国際移住労働者関係庁 | 99.3.25 | 協議中 |
カンボジア | 労働・職業訓練省(MLVT) | 03.10.1 | 10.7.25 |
ネパール | 労働・運輸管理省(MOLTM) | 03.12.3 | 10.2.2 |
バングラデシュ | 海外居住者福利厚生・海外雇用省(MEWOE) | 05.07.14 | 10.3.21 |
(注1) 改訂R/Dとは、2010年7月の改正入管法施行に伴い、新制度の内容を踏まえて改訂を行った新R/Dのこと。
(注2) 2010年5月現在。認定送出し機関は726機関。
(注3) ペルーについては、2010年4月の協議で、MTPEより認定送出し機関の新規選定を行っているとの説明があり、送出し機関数は確認中である。
(注4) スリランカについては、同国政府内の所管変更により、2010年5月より担当窓口が海外雇用促進福祉省(MFEPW)から外務省海外雇用庁(SLBFE)となった。
http://www.jitco.or.jp/send/index.html
(注2) 2010年5月現在。認定送出し機関は726機関。
(注3) ペルーについては、2010年4月の協議で、MTPEより認定送出し機関の新規選定を行っているとの説明があり、送出し機関数は確認中である。
(注4) スリランカについては、同国政府内の所管変更により、2010年5月より担当窓口が海外雇用促進福祉省(MFEPW)から外務省海外雇用庁(SLBFE)となった。
http://www.jitco.or.jp/send/index.html
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